先日近くの高校のサッカー部の学生が足首をねんざして来院されました。
なので今回は足首のねんざに対しての当院の治療をご紹介します。
ねんざというのは靭帯の損傷のことで、受傷直後は患部が腫れ、体重を乗せたり、
歩いたりすると強い痛みがでることが多いものです。
おそらくねんざを経験されたことのある方も多いのではないでしょうか。
一般的な治療はアイシング・固定などが基本ですが、最近の研究ではこの処置が逆に
経過を悪くしてしまう事があるようです。
足首をねんざすると靭帯の損傷以外に周りの筋肉が固く緊張し、足首の関節も
ロックした状態になってしまっています。
当院ではまず、この患部周りの筋肉の緊張をほぐします。
そのあと関節のロッキングを解除していきます。
そうするとかなり痛みが軽減され、受傷まもなくで足をつくのがやっとだった状態でも
ある程度歩けるようになってしまいます。
もちろんその後の回復過程は早まり経過はとても良くなります。
決して【腫れ=痛み】ではなく、痛みの原因というのは別にあるということです。
正しく足首の状態を評価できれば治るスピードは格段に早くなります。
学生には競技復帰が早くなるので喜ばれています。
長年のトレーナー経験で培った技術ですのでぜひ、参考になさってください。